人と建物の安全を支える
耐震診断・赤外線調査のWith Corporation

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コンクリート・コアの圧縮強度試験

・コンクリート構造物からコアの抜取り
 コアドリルを用いて円柱形のコアを抜き取って採取します。
 コンクリートの強度が低い場合、採取時にコア供試体が
 損傷してしまう恐れがあるので注意が必要です。
 コアの抜き取り位置は、コンクリートの打ち継ぎ面や型枠際、
 鉄筋位置を避けるようにします。

・コア供試体の寸法
 直径(d)は一般に粗骨材の最大寸法の3倍以下にならない寸法とします。
 高さ(h)と直径の比(h/d)は『1.90~2.10』とし、どのような場合にも
 1.0以下にならないよう採取・整形します。

・圧縮強度試験
 コア供試体に圧縮力を載荷した際の最大荷重を求め、
 その供試体の断面積で除して圧縮強度を算出します。
 高さ(h)と直径(d)との比(h/d)が1.90より小さい場合には、
 試験で得られた圧縮強度に補正係数を乗じて直径の2倍の高さをもつ
 供試体の強度に換算した補正圧縮強度を算出します。

【引用または関連規格】
 JIS A 1107『コンクリートからのコアの採取方法及び圧縮強度試験方法』
 JIS A 1108『コンクリートの圧縮強度試験方法』
 

2017/5/30
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