鉄筋探査_ストラクチャスキャン
鉄筋探査_ストラクチャスキャン
高精度鉄筋探査(ストラクチャスキャン/電磁波レーダー法)
耐震補強工事やコンクリート建造物内の配管工事において、まず探査調査によって鉄筋や配管の位置を調べます。近年は、非破壊検査への需要がますます高まっており、それぞれの目的に応じた検査方法を行います。ストラクチャスキャン/電磁波レーダー法の特長
ストラクチャスキャン/電磁波レーダー法には以下のような特長があります。- コンパクトな一体型構造(重さ約1.5㎏/外形約W154mm×H175mm×D232mm)
- レーダ方式により鉄筋等の金属物のほかに、塩ビ管、空洞などの非金属物も探査ができます。
- 防塵、防滴(IP64規格)なので雨天でも探査が可能です。
- 夜間探査に最適な走行先をレーザー光照射
- 4車輪が連動駆動するので距離エラーが少ない。
- 対象物をポイント指定で位置と深度をデジタル記録(8ポイント)。
- 凹凸の荒い面でも車高が8mm(アンテナ底面と測定面)あるので測定が可能です。
広範囲の分野で使用されています
-
- アンカー打設前調査
- コンクリート調査
- 耐震、診断
- 空調設備工事
- 電気設備工事
- 衛生設備工事
- ガス工事
ストラクチャスキャン SIR-EZ
ストラクチャスキャン/電磁波レーダー法による探査の実施
- 1.調査コンクリート面をストラクチャスキャンでスキャンし、鉄筋位置その他埋設管の位置を確認、同時にその深度(かぶり厚)を見る。
- 2.必要に応じ、その場にケガキ、墨出し等して鉄筋の位置、深度を明記。または結果をプリントアウトして報告書を作成します。
※特に土間床や柱、梁などX線撮影ができない箇所の調査に威力を発揮します。探査の対象物は鉄筋、鉄管です。ケーブルやCD管は探査できません。また、スキャンする面の壁、床、柱にボードなどが貼ってあり壁、床、柱との隙間がある場合、調査できません。
鉄筋探査について
耐震補強工事やコンクリート建造物内の電気・ガス等による配管工事でまず行うのが、鉄筋や配管の位置を調べる探査調査です。多くの問題は工事中の鉄筋や配管の切断で、探査調査を行うことにより問題を解消できる重要な役割を果たしています。高精度鉄筋探査の実例
- 耐震補強工事で、構造物の強度測定のための探査を正確に行います。
- 一般コンクリート構造物の竣工検査で、配筋位置を確認します。
- リフォーム工事の事前調査で、補修箇所のコンクリートのかぶり厚を探査します。
- 配管貫通工事などで、鉄筋干渉を避けるための探査を行います。
- 橋脚補修用にコンクリートかぶり厚を、すばやく探査します。