コンクリートコア圧縮強度試験・中性化試験
コンクリートコア圧縮強度試験・中性化試験
弊社にて採取させていただきましたコア供試体の圧縮強度試験をJIS A 1107『コンクリートからのコア及びはりの切り取り方法及び強度試験方法』に準じて行います。コア圧縮強度試験後、JIS A 1152『コンクリートの中性化深さの測定方法』に準じて中性化の測定を行います。試験は全て公的機関にて行い、弊社で報告書まで作成させていただきます。
中性化試験の測定方法は、測定面の準備後、直ちにフェノールフタレイン試薬を噴霧器で液が滴らない程度に噴霧します。測定面を長時間、空気中に放置しておくと測定面が中性化して正確な中性化深さが測定できなくなる恐れがあるため、測定面の処理が終了した後、直ちに測定ができない場合にはラッピングフィルムなどで測定面を密封します。中性化深さは、コンクリート表面から赤紫色に呈色した部分までの距離を0.5mm単位で測定します。測定位置は10~15mm間隔ごとに1箇所とし、それらとは別に最大値も測定します。測定位置に粗骨材がある場合または粗骨材粒の抜けたくぼみがある場合は、その両端の中性化位置を結んだ直線状で測定します。
2020/6/18