建物構造
建物構造
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)
鉄骨の骨組みの周囲に鉄筋を配し、コンクリートを打込んだ構造
鉄筋コンクリート造に比べて小さな断面に多量の鉄材をおさめられる
という利点があり、また耐力と粘りがある為、高層建築に利用されています。
鉄筋コンクリート造(RC造)
圧縮に強いが引張りに弱いコンクリートに、引張りに強い鉄筋を補強して
一体とした構造体です。
ALC造
オートクレーブ(高温高圧蒸気養生)して作った気泡コンクリート造
軽量で断熱性・耐久性に優れ、内外壁・屋根・床等に使われる構造です。
鉄骨構造(S造)
主要な骨組み部分に形鋼・鋼板・鋼管等の鋼材を用いて組み立てた構造
軽量かつ靱性に富んだ構造が可能で、高層建築に用いられます。
壁式鉄筋コンクリート造(WRC造)
RC:鉄筋コンクリート造
柱・梁を使わず、壁・床・天井の面で建物を支える工法
3階~5階以下の低層マンションにみられる構造
壁は建物を支えるよう厚く頑丈になる為、『ラーメン構造』より遮音性や耐震性に
優れているのが特徴です。
壁で建物を支えている為、大きな開口部をとりにくく、設計の自由度は低くなります。
ラーメン構造
昔からの木造住宅と同じ、柱と梁を鉄筋とコンクリートで作り、建物を支える構造
柱と梁に力がかかりますが、壁には力がかからない為、開口部が設けやすく
設計の自由度が高いという利点があります。
壁式プレキャストコンクリート造(WPC造)
工場生産した鉄筋コンクリートパネルを面材として建物を建築する構造
鉄筋コンクリート構造の構造形式の1形式で予め工場で鉄筋コンクリートの壁、
スラブでの面材を製作し、これを現場で組み合せてつくる構造
2017/9/5