建築物の既設の塀(ブロック塀や組積造の塀)の安全点検について
建築物の既設の塀(ブロック塀や組積造の塀)の安全点検について
ブロック塀には組積造と補強コンクリートブロック造とがあります。
組積造と補強コンクリートブロック造の違いは、
組積造にはコンクリートブロック造の他に石造、レンガ造も含んでおり
適用対象が組積造は広いです。
1.組積造(そせきぞう)としてのブロック塀
2.補強コンクリートブロック造としてのブロック塀
コンクリートブロック塀は、その高さによって組積造とするべきか
補強コンクリートブロック造とするべきかが変わってきます。
国土交通省は平成30年6月に発生した大阪府北部を震源とした地震による
塀の倒壊被害を受け、塀の安全対策については、学校の塀に限らず
広く一般の建築物を対象に建築物の既設の塀の安全点検のための
チェックポイントを作成するとともに特定行政庁に
対し、所有者等に向けて注意喚起するよう要請しました。
弊社では、ブロック塀の安全点検も承っております。
点検内容は以下の通りです。
-外観調査-
・ブロック塀の高さ、厚み、控え壁
・傾き、ひび割れ
-掘削調査-
・基礎の有無、根入れ深さ
-非破壊探査機による調査-
・鉄筋の有無、配筋ピッチ
-斫り調査-
・鉄筋径、鉄筋の状態
2021/1/13