人と建物の安全を支える
耐震診断・赤外線調査のWith Corporation

人と建物の安全を支える 耐震診断・赤外線調査のWith Corporation

赤外線調査と打診調査

建物の外壁調査方法は、主に打診棒にて壁面を叩いた反響音や手の感触から
浮きを判定する打診法が主流でしたが、ビルなどの外壁を全面打診するとなると
足場やゴンドラの設置、高所作業車を使っての打診となり調査に係る費用が大きくなる要因となっていました。

しかし、赤外線カメラで撮影し解析する赤外線調査ですと足場やゴンドラ設置、高所作業車の使用に要するコストが不要となりますので、調査費用を大きく抑えることが可能になります。
ただ、赤外線調査は打診調査に比べると浮き箇所の判定において正確性にやや欠けるという問題点があります。
浮き(剥離部)が大きい場合は赤外線カメラでの判別は可能ですが、浮き(剥離部)が薄い場合は赤外線カメラで判別できない場合があります。
また、赤外線調査はタイルやモルタル等から放射されている熱エネルギーを赤外線カメラで感知しますので、温度変化が乏しいと調査精度はかなり低くなってしまいます。

病院やホテル、老人福祉施設等では打診調査で出る打診音が問題になることがあります。赤外線調査では、建物の一部(手の届く範囲)は打診調査を行いますが、それ以外は赤外線カメラで撮影しますので、赤外線カメラで撮影している間は音が出る心配はありませんし、赤外線カメラと書いていますが、赤外線を建物に向けて照射するものではないので、安心安全な調査方法と言えます。

外壁調査の目的が補修工事を行うためのものか、10年毎に義務づけられている定期報告調査の外壁全面打診の為に行うものなのかといった外壁調査の目的により赤外線調査と打診調査、どちらの調査方法にするか選択されてもよいかと思います。

ゴンドラ使用
チェアー型ゴンドラ使用
高所作業車使用
打診調査状況
赤外線画像(可視画像)
赤外線調査(赤外線画像)

弊社では、打診調査及び赤外線調査ともに承っております。
ご要望の際は、075-692-2160 までお問い合わせください。

2023/5/19
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