赤外線調査
赤外線調査
赤外線サーモグラフィ
赤外線サーモグラフィとは……
赤外線サーモグラフィは物体の発する赤外線放射エネルギーを温度分布としてとらえて画像化したものです。コンクリートや外壁のひび割れや剥離を見つけるのに使用できます。検査する対象物に触れず、離れたところから測定するので、高所や危険で近づけないものでも、安全でリアルタイムに調査ができるのが特長です。赤外線サーモグラフィ1
赤外線サーモグラフィ2
赤外線サーモグラフィ調査
多くの人々が利用する建築物などについては、定期的に安全性の調査及び検査をし、その結果を特定行政庁などに報告するよう建築基準法では定められています。この制度が平成20年4月1日より改正され、外壁タイルなどの劣化・損傷についての点検項目で異常がある場合、全面打診等による調査が義務付けられ、それに加え竣工、外壁改修などから10年経過した後の最初の調査の際には全面打診等により調査が行われるよう義務付けられました。 こうしたことから全面打診より負担の少ない高精度赤外線サーモグラフィを利用した外壁調査が全面打診に代わる方法として認められ、高精度赤外線サーモグラフィは漏水調査も可能なことから、建築物のメンテナンスや建築主からのクレーム等への対応としても注目を集めています。STEP1 調査・診断の対象物
STEP2 赤外線サーモグラフィカメラで撮影
STEP3 赤外線サーモグラフィ画像
STEP4 劣化・損傷の箇所を確認
赤外線サーモグラフィによる調査診断の適用範囲
タイルやモルタルなどの外壁仕上げ材の劣化調査診断やコンクリートの劣化調査診断を始め、建築物の断熱欠損の調査や漏れ調査、防水層劣化調査など様々な分野で活用されています。赤外線サーモグラフィ調査の特長とメリット
赤外線サーモグラフィの特長
- 可視化情報として表示できます。
- 非接触で温度測定ができます。
- リアルタイムで温度計測ができます。
赤外線サーモグラフィのメリット
- 広い範囲の表面温度の分布を相対的に比較できます。
- 動いているものや、危険で近づけないものでも、簡単に温度計測できます。
- 微小物体でも温度を乱すことなく温度計測できます。
- 食品、薬品、化学製品などでも衛生的に温度計測できます。
- 温度変化の激しい物や、短時間の現象でも温度計測ができます。
赤外線サーモグラフィの特徴を活かし、外壁劣化調査診断やコンクリートの劣化調査診断以外の場面でもご活用頂いております。
【床暖房熱画像】
【可視画像】
【空気漏れ1】
【空気漏れ2】
【恒温状態】
【温度上昇】
太陽光パネル
赤外線サーモグラフィを使ってソーラーパネル全体像が撮影できます。
ソーラーパネルの異常は熱画像上にハッキリと表示されます。
石油化学施設
【絶縁破壊】
【バルブの漏れ】
【ヒューズ接続不良】
【高電圧スイッチの酸化】
【接触不良接続不良】
【接続の緩み】
【ヒューズの不良】
【ヒューズの不良】